やっと梅雨が明けました。
ただでさえ「コロナ休み」で練習ができなかったのに、雨にとても邪魔されました。
天気予報はあてにならず、試合や練習の開始直前にやむなく中止!ということもありました。
ようやく梅雨前線が去り、延期したお楽しみ会を開催しました。
本来、大池公園のレジャー施設で行う予定でしたが、練習を短縮してグラウンドで約1時間半。
ほとんどのコーチが日陰でぐーたらする中、元制球難の投手コーチが巧みな子供遣いを披露。
「風船運び競争」や「宝さがし?」などで大いに盛り上がりました。
雨続きの天候は、教訓も残しました。
チーム用のキャッチャーミットを濡れたまま一週間、用具バッグに入れ放しにしたらこの通り。
カビが大繁殖!……これを最年少コーチが再生に挑みました。
手順は
1.水を沸かして、50℃くらいのお湯の中にグローブを入れる。
2.お湯に漬けながら中も外も軽くブラッシングする。
3.お湯のなかで揉みほぐす。
4.お湯を新しくして、1〜3を2日繰り返す。
5.外で乾くまで陰干する。
6.乾いたら、オイルを塗る。濡らした後、乾燥させるとカサカサになります。強めにオイルを塗って、数日置いてまた塗り込む。
「とにかく乾燥に気を遣った。日当たりが良すぎるとグローブがだめになり、風通しが良くないと乾くまでにカビてしまう。梅雨の時期だったが、多少の雨で濡れても仕方ないと思い切って外に干し、幸い雨に降られなかった」とのこと。
こちらが、丹精込めた後の姿
ワンダフル&ビューティフルです!
「野球、スポーツに限らずモノは大切に丁寧に使うことが大切。モノを作った人もとても喜んでいると思う」と同コーチ。子供たちに「今回、水でジャブジャブしたが、グローブは基本的に水に濡らさないようにしよう。非常に傷んでいたグローブだったのでこうしたが、こうなる前に、日頃のケアを継続する事がとても重要。雨が降ってきたら、使用中以外は濡れないようにしよう」と呼び掛けました。
チームとしては、ミットの担当者を決め、自分の物として扱うよう改めました。