コロナに翻弄された本年度もあと一カ月。温かな日差しに恵まれた祝いの日に、六年生のお別れ会を開きました。
例年は壮行試合をグラウンドで、セレモニーを室内で開きますが、今年は大きく変更しました。
午後の室内セレモニーは選手の参加者を半分以下に絞った上、屋内飲食をやめるなど規模を縮小して開催しました。
それでも、午前中のグラウンドには、主将を送りだすため多くの人が集まりました。いつの間にか180センチに迫るまで背が伸びていた中3と中2をはじめ、OBたちも混じえて試合を楽しみました。
「野球選手としての自分の長所は何か。それを見つけ、伸ばしてください」
唯一の六年生として奮闘した主将は、最後に、背筋を伸ばしてメッセージを送りました。
約30人の後輩たちは、その言葉にじっと聞き入っていました。